例えば、http://www.xxxx.co.jp/というサイトが見たいとします。
その場合、www.xxxx.co.jpというサイトのIPアドレスを調べた後、そのIPアドレスのサーバへコンピュータが「サイトの情報を下さい。」と連絡を取りに行きます。
例えで説明すると
ドメインは、インターネット上の住所と考えると分りやすいかもしれません。
世の中には、住所というものがありますが、場所は、住所で表せますが、緯度、経度でも表せまる事はご存じの事と思います。ドメインとIPアドレスとの関係も同じような感じです。
「このドメインに行きたいのだけどIPアドレスは何番?」とドメインからIPアドレスに変換してくれるDNSサーバと呼ばれるサーバへ問い合わせすると、まるで交番のおまわりさんの様に位置(IPアドレス)を教えてくれます。
ただし、目的地のIPアドレスを知っていれば教えてくれますが、知らない場合、教えてくれるのは、次の交番への行き方だけ。「この交番に行くと教えてくれると思うよ」という具合に。次の交番、次の交番と辿っていく必要があります。
上記の様な場合、以下の様な意味となります。
「ドメインxxxx.co.jpのwwwという名前のhttpサーバ(ホスト)のvvvvフォルダ内のgggg.htmlのデータを下さい。」
(※httpサーバとは、webサーバの事で、サイトのページのデータを返すコンピュータの事。)
メールの設定やサイトの閲覧時に、xxxx.co.jpに対して、メール設定時には、smtp.xxxx.co.jpとか、pop.xxxx.co.jpとか、サイトの時は、www.xxxx.co.jpとかドメインは同じなのに先頭の単語が変わります。これら、smtp.xxxx.co.jp、pop.xxxx.co.jp、www.xxxx.co.jpは、同じコンピュータではなく異なるコンピュータであり、また、全てIPアドレスが異なる事が可能です。つまり、それぞれwww、smtp、popとサブドメイン名が付けられた別のコンピュータにする事が可能です。
実際には、以下の様なプロセスをたどります。 DNSへ問い合わせを行いIPアドレスを取得し、そのIPアドレスへ送信するのですが、DNSへ問い合わせるプロセスが以下の様になります。